ゆたり倶楽部

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◎雑貨

Sunny Sunday
[茨城県常陸太田市]

外国の文具から手作り小物まで、
幅広いジャンルの品ぞろえがユニークな雑貨屋さん。

この記事は2008年11月に作成したものです。お店は移転しました。詳しくはホームページまたは再新記事をご覧下さい。

　昔懐かしい雰囲気が漂う旧市街地商店街の一角にある雑貨店。ここ常陸太田市は、約400年にわたって繁栄した佐竹氏の城下町として、また徳川家ゆかりの地として栄え、今も随所にその面影を残しています。そんな歴史を感じる風情ある町にここ数年、ユニークなカフェや雑貨店などが次々とオープンしています。そのひとつが「Sunny Sunday」です。

　店内には、海外の文具やノート、ファブリックから、ハンドメイドの小物やアクセサリー、食器、衣類、子供服など、ジャンルを問わない数多くの品々がずらりと置かれています。ひとつひとつを見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまうくらいの品数です。例えば、ヴィンテージやデッドストックのファブリックを素材に製本職人が手掛けた布張りのミニアルバムやノート、ノートの上下が別々に使える2段ノート「チャルカ　ダブルデッカーノート」など、ほかではあまりみないものが揃っています。また、約10人のハンドメイド作家によるバッグや小物など1点ものが多いので、ギフト選びにもおすすめです。中には100円前後の商品もあり、思いがけずお宝がみつかるかもというワクワク感がそそられそうです。

　以前からずっと大好きだったという外国のペーパー類や文具を扱う店をいつか持ちたいと考えていたオーナーの小泉正人さん。2007年に念願の店をオープン。「実際営業してみると、自分が好きなものに共感してくれる人は少なかった。もっと地元の人たちに愛される店づくりを」と、好きな文具を基本にしながらもハンドメイドのものや安い小物雑貨を少しずつ増やしているといわれます。「今後は古い町並みに合ったイベントも開き、地域の活性化に少しでも貢献できたらうれしい」と話しています。(K.K.)