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◎和食

食の蔵 荒為
[茨城県筑西市]

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レトロモダンな空間で
美しい日本料理をいただく贅沢なひと時

 旧下館市の中心部にほど近い、国道50号沿いに建つ料亭「食の蔵 荒為」。大通り沿いに佇む趣のある建物は、もともと江戸時代末期に建てられた商家でした。その後、明治・大正と時代を重ねながら増築していき、和と洋が混ざったハイカラモダンな装いが目を引きます。その貴重な建物は、国の有形文化財にも指定されています。

 石畳の入口から奥へと進むと、交通量の多い表の空気から一変した空間が広がります。敷石には貨物用のトロッコで使っていたレールも残っており、その昔、ここが卸問屋として使われていた頃の姿が偲ばれます。
 1階、2階ともに客室がありますが、部屋ごとに建築の年代が違うため、それぞれに違う室内の装飾も見所。1階は壁に埋め込まれた大きな金庫や階段箪笥などが並ぶ和室、2階は広い客間とアールデコ調の洋室と同じ建物内の中で様々な建築様式が楽しめます。また、部屋ごとにその時代を感じる調度品が身近に見ることができます。

 そんな風情ある空間でいただくのは、手間を十分に掛けられた日本料理。趣き深い建物からは敷居が高く感じられますが、意外にも手頃な価格で食べごたえも十分あるのも嬉しいところ。「かぎうろこ膳(1,280円)」や「蔵弁当(写真・1,870円)」など、ランチタイムの「ひるの膳」はどれもコーヒー・デザート付きです。夜の会席コースは要予約となっています。
 板前の修業を積んだ料理長の佐々木 潤さんが作る本格的な日本料理は、見た目にも華やか。味はもちろんのこと、素材や色合いで季節感を演出してあり、料理そのものが本当に美しくて手を付けるのがもったいないほどです。さらに、料理を盛りつけてあるのは、裏の蔵から出したという明治や大正の頃のアンティークの器の数々。貴重な器でも、料理に合うものを使って楽しんでいただきたい。そうした心遣いが料理だけでなく、おもてなしからも伝わってくるお店です。(tou2)

住所/茨城県筑西市甲929
TEL/0296-21-1357(予約専用 050-5263-3340)
営業時間/11:30~14:30、17:30〜22:00
定休日/月曜日

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