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◎カフェ・レストラン

庭カフェKULA(ニワカフェクラ)
[茨城県笠間市]

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特別でいてくつろげる
旅の目的地になる和モダンカフェ

 笠間稲荷門前通り沿い、まちに溶け込むように建っているのが「庭カフェKULA」です。築160余年の二階建て土蔵を雰囲気たっぷりにリノベーション。店名の由来はそんな店構えと、サンスクリット語で「仲間、コミュニティ」を意味する「KULA(クラ)」から。「誰にとっても居心地の良い、リビングのような場所」に…そんな想いが込められた、特別でいてくつろげる、笠間の新たな食と文化の発信スポットです。

 店主の富田將人(まさと)さんは笠間市の出身。2010年から居酒屋「門前酒場マルトミ」を営み、商店街協同組合のメンバーでもあります。門前通りの空き店舗を減らそうという動きの中、長らく眠っていた蔵に目をつけました。

 店舗横の細い路地を入ると現れる入り口には、あえて通り沿いにしなかったというこだわりが。おのずと高まる期待感を胸に石畳のアプローチを進むと、ポカリと空いた戸口から太い梁の天井とシックな店内がのぞきます。土蔵の持ち味を活かし、壁と床を張り替えたほどの店内は1階がカウンターとテーブル席、2階がカフェスペースとギャラリーです。センスよく配置された家具は、ひたちなか市の「Shinc lab.」によるセレクト。京都の路地裏に見立てた庭園は、笠間の「大平造園土木」が手掛けました。元々あったモミの木はそのままに、笠間の特産・稲田石を敷き詰め、ヤマモミジを植栽。こぽこぽと湧き出る水の音がなんとも爽やかで、天気の良い日は外の席から埋まるというのも納得の風情です。庭園と2階はレンタルスペースでもあり、様々な〝楽しい!〟が生まれる場として開放しています。

 〝ここにしかない〟にこだわったメニューは、趣向を凝らしつつも「奇をてらわず、インパクトのあるもの」が基本です。目と舌で楽しめるフレンチテイストの贅沢ランチ「KULAプレート」には、食を引き立てる笠間焼の器を使用しています。作家50人分ほどの器を揃えているそうで、一つ一つ趣の違った器で提供しています。富田さんの同級生が営む、お隣の八百屋さん「岡井商店」とのコラボメニュー「箱庭サラダランチ」は、新鮮野菜をたっぷりと盛り付け。コーヒーに、茨城県内初の取扱いとなる京都北山「サーカスコーヒー」を提供。店内でいただけるのはもちろん、テイクアウトすれば笠間散歩がさらに楽しくなること間違いなしです。スイーツにも趣向を凝らし、ケーキ、和菓子、フルーツなどを欲張りに盛り込んだ「松花ドルチェ」が人気です。

 KULAの一つ一つに、強いこだわりとストーリーを込めた富田さん。そこにはこんな想いがあります。「稲荷神社を参拝した後、じゃあご飯をどうしようか、どこかその辺で…というのではなく、このお店を目指して来ていただけるように、旅の目的地になるお店を作りたくて。観光のお客さま、地元の人が一緒にいて違和感のない、居心地のいい場を作っていきたい」(柴田亮子)

住所/茨城県笠間市笠間1339
電話/070-4374-0767
営業時間/11:00〜22:00
定休日/月曜日

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