◎カフェ・レストラン

カフェレストラン まがじぃの
[茨城県北茨城市]

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おじいさんの遺した蔵に新たな息吹を。
おいしさの秘訣は、料理の手間を惜しまないこと

　昭和初期に建造されたという蔵を改装し、カフェレストランに。オーナーのママさんは蔵の持ち主だった方のお孫さんで、「遺された蔵をお店として使ったほうがおじいさんも喜んでくれるのではないか」との想いから2007年の夏にこの店をオープンしたそうです。

　2階建ての蔵をお店にするにあたり、知り合いの建築士に改装を依頼。梁などの傷みが進んでいたため、2階の床を取り払って吹き抜けにし、オープンキッチンに面してカウンター席を設置。コンテナを接続させるというユニークなアイデアで増設された座敷席は、そう聞いて改めて外観を見ると「なるほど」と感心させられる造りになっています。

　人気のメニューは、一流ホテルのシェフから直々に教わったという「おすすめハンバーグ」（単品850円）や、天然酵母を使用したクリスピータイプの「手づくりピザ」（1180円）などの洋食、そして新鮮な地魚のお造り（時価）や「天然ホタテのから焼き」（500円）と多彩。素材選びはもちろん、「かけられる手間は惜しまない」という徹底したこだわりから、例えばハンバーグならおいしい肉屋から仕入れた肉を注文を受けてからこねて焼き上げるなど、ひとつひとつの料理にじっくり手をかけます。ドリンクにもこだわり、ワインはセラーを置くだけでなく、前もってオーダーが分かっていればデカンタージュしてベストな飲み口にしておいてくれるそう。さらに生ビールも、常に新鮮な状態で提供できるようあえて小容量の樽を使い、サーバーは毎日洗浄する徹底ぶりです。

　「自分がおいしいと感じるお料理、行きたいと思う店づくりを心がけています」と、ママさん。価格も「これくらいなら嬉しいな」という基準で設定しているそうで、ママさん自身が満足を目指すお店だからこそ、訪れる人にも高い満足度を感じさせてくれるのです。（伊藤）

茨城県北茨城市磯原町磯原2-147
TEL／0293-42-6364
営業時間／17:00—22:00（L.O.）
定休日／月曜日（※仕入れのため臨時休業あり。遠方よりお越しの際は、電話にてご確認ください）

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