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◎服飾

須田帆布
[茨城県つくば市]

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使い込むほどに味わいが増す
シンプルでタフな帆布バッグ

 一度使い始めたら手放せなくなる使い勝手の良さ、帆布ならではの丈夫さと独特の風合い、そして静かな個性・・・。そんな知る人ぞ知る帆布バッグの老舗「須田帆布」が昨年、つくばに工房兼ショップをオープンさせました。これまでは東急ハンズでの販売やネット販売が中心だった須田帆布にとって、つくばでのショップオープンは念願の「使い手と直接対話できる空間」でした。


 「須田帆布にしか出せない匂いが漂うバッグ、を常にイメージして30年近く作り続けてきました。もともとバッグ作りのプロだったわけじゃなくて素人からの出発だったから、ただひたすら手を抜かず丁寧に」と代表の須田さんは話します。愛用してくれるお客さんの要望を取り入れて改良を重ね、使い心地の良さを追求して進化を続ける須田帆布。現在は40種類以上のバッグが販売されていますが、それらすべてを実際に手に取って選べるのは、つくばのショップだけの特権です。


「モノには作り手や使い手の想いが込められている。須田帆布のバッグを使ってくださるお客さんとその想いをこの空間で共有できるのはとても幸せなことですね。2時間近く悩んでお気に入りのひとつを決めて帰るお客さん、5年、7年と毎日使ってクタクタになったバッグを修理依頼で送ってくれるお客さん。日本中どこに住んでいてもなんでも簡単に手に入る時代になりましたが、深い愛情を持ってひとつのバッグを大切に使い続けてくれる人がいる、というのは本当に嬉しいことです」と須田さん。実際、マチの幅や持ち手のつけ方、チャックの使いやすさなど、細部まで、とことん使い込むための最大限の工夫が施された須田帆布のバッグなら、何年でも使い続けられるのは当然のこと。その丈夫なバッグを長く使ううちにいつの間にか愛着が加わって、他の何にも代えがたい宝物になっていく・・・。便利な時代を生きる私達に、須田帆布のバッグは「愛着」の意味を静かに伝えてくれているかのようです。


 そんなバッグへの想いは「畑仕事もカッコよく!」という須田さんの発案で生まれたシャツ「野良着」シリーズにももちろん息づいています。「10年は着てほしい」という須田さんの言葉にも思わず納得してしまうほどに丁寧に仕立てられたヒッコリーやダブルガーゼのシャツは、野良仕事を何倍も楽しくしてくれること間違いなし。「モノは単なるモノじゃない。オレが作ったモノはオレそのもの」と語るパワフルな須田さんと、そんな須田さんを穏やかな笑顔で長年支えてきた奥様。ショップに足を運べば、一生モノの帆布バッグとお金では買えない価値ある時間、にきっと出会えるはずです。(M.M)

茨城県つくば市倉掛199-8
TEL/029-886-5315
営業時間/月・木・金 11:00~17:30、土・日・祝 11:00〜18:00
定休日/火曜、水曜

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