ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[ベーカリー] 記事数:53

< 次の記事 | 前の記事 >


image

◎ベーカリー

Rosenburg
[茨城県日立市]

このエントリーをはてなブックマークに追加

“パンの香りで町を幸せに”と
ずっしりと重みのあるハード系パン作り

 木の温もりと緑のある風景を取り入れた店舗は、手彫りの看板とドイツ国旗が目印。おしゃれな外観が目を引きます。店の中に入ると、焼きたてパンの香ばしい匂いに包まれ、どれにしようかとワクワクした気分にさせられます。ずっしりと重みがあり、小麦の素材感が際立つハード系パン約30種、洋菓子約20種が並びます。

 オーナーの山田雄大さんは、ヨーロッパの味と伝統を大切にした深みのある味わいのドイツパンを目指します。原点は、神奈川県鎌倉市の老舗ベーカリーの味。「子どもの頃、鎌倉にある祖父の墓参りの帰りに、家族でそこのパン屋に立ち寄るのが習慣でした。子どもながらにその店のパンはおいしいなと思っていて、大人になるまでそのパンの味は忘れられないものになりました」。
 もともと“食”に興味を抱いていた山田さん。大人になって、どんな職業に就くかを考えたとき、パン作りに携わる仕事に就きたいと、22歳で専門学校に入学。その後、山田さんを魅了したあの鎌倉の老舗ベーカリーで9年間修業を重ね、出身地の日立に戻り、2015年1月にオープンさせました。「天然酵母で長時間熟成のパンの口溶け、香りは素晴らしい」と、その風味を引き出すため、添加物は極力使わず、ライ麦、バターなど食材にこだわります。「噛めば噛むほど味わいが広がるドイツパンは、ソーセージやハムとの相性が抜群です。薄切りにしたパンにソーセージやハム、クリームチーズを挟んで食べるのがお勧めです」。鎌倉から取り寄せたドイツの技法で作られたソーセージやハムを販売しています。ほかにも、ライ麦70%入りのプンパニッケル、上質のバターを使用したリボン形のクロワッサン、デニッシュの中にパイ生地を入れてサクサクとしっとりの食感を効かせたブルンダーなども山田さんの自信作。

 店名は、ドイツ語で「バラの城(茨城)」を意味する「Rosenburg(ローゼンブルク)」と名付けました。「地場産のものを積極的に取り入れ、地元で愛されるパンを、心を込めて作っていきたい」。(K.K)

住所/茨城県日立市石名坂1-8-26
TEL/0294-33-6545
営業時間/10:00〜18:30
定休日/火曜、水曜

ページの先頭に戻る▲

>Tags:茨城県,

[ベーカリー] 記事数:53

< 次の記事 | 前の記事 >

新着情報

» ゆたり倶楽部
» カテゴリ
» 4月の記事ランキング



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)