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◎食品

馬場川通り紅茶スタンド
[群馬県前橋市]

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アンティークの雑貨たちに囲まれた空間で、
紅茶本来の美味しさを伝える専門店

この記事は、2015年7月に作成したものです。現在は、閉店されています。

 大通りから少し奥まった場所にある馬場川通り商店街は、静かに流れる小川と、草木や趣のあるガス灯が並ぶ遊歩道を備えた、落ち着いた雰囲気の商店街です。ここに「馬場川通り紅茶スタンド」がオープンしたのは2013年のこと。狩野光洋さんが、自身で立ち上げた紅茶ブランド"ともだち式紅茶HOATEA"の茶葉を販売しています。

 一般のお客さんだけでなく、カフェやレストランからも茶葉の注文が入る"紅茶専門店"なのですが、店内はまるで雑貨屋さんのような雰囲気。さらにナイトマーケットや音楽イベントなども行っているそうで、狩野さんも「外からは何屋か分からないかもしれませんね」と笑います。
 店の奥まで進めば、吟味されたストレートティーや、狩野さんが配合するオリジナルのブレンドティーなどが棚に並べられています。このブレンドティーには、時には群馬産の季節の果物を使ったフレーバーティーも登場し人気を集めているといいます。もちろん、店内では狩野さんが丁寧に淹れる紅茶を味わうことができます。
 あるレストランでは、狩野さんの紅茶を出し始めてから、どこの紅茶かお客さんに尋ねられるようになったのだとか。それには、茶葉の良さはもちろんですが、実はもうひとつ、大きな理由がありました。狩野さんはそのレストランで、淹れ方も、丁寧にレクチャーしたのだそうです。「淹れ方で味は大きく変わります。やっぱりせっかくなら、うちの紅茶をお客さんに美味しく味わってほしいと思って」いくつかのシンプルな約束を守れば、家庭で淹れる紅茶もグッと美味しくなるそうです。希望があれば「生徒さんが一人でも教室を開きますよ」と、紅茶本来の美味しさを伝えることに真摯に取り組んでいます。

 また狩野さんは、その専門的な知識を求められて、群馬のお茶農園で紅茶の商品開発にも取り組んでいます。葉を積むところから農園の方々と一緒に作業し、真夏に高温の工場内で葉を蒸す作業をしたこともあるそうです。開発は簡単な道のりではないようですが、どんな紅茶が出来上がるのか、完成が待ち遠しいですね。(M.O)

住所/群馬県前橋市千代田町4-1-18 小西ビル1F
TEL/027-212-2466
営業時間/12:00~19:00
定休日/月曜・火曜(臨時休業あり)

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