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[まいにちが、記念日] 記事数:575

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きっかけさえあれば、誰でも一歩を踏み出せる。

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先週、都和公民館「心とお部屋をスッキリ整理収納講座」最終回でした。
週1回×5週、というのは想像以上に速く過ぎていきました。
準備ももちろんですが、精神的・体力的にも張りつめた気持ちで臨んだ仕事です。

そんな雰囲気が講座に出てしまうのでは、と途中何度か不安に思うこともありましたが、
最終回のアンケートで「もっと聞いていたかった」「楽しかった」などのコメントをいただき本当に嬉しく思っています。

 
たかが片づけ、されど片づけ。

やらなければいけないのは、分かっている。
でも時間がない。
どこから手をつけていいのかわからない。
「片づけろ」という家族が捨てられないタイプ。
もったいない。思い出がある。

…などなど、やれない理由は様々です。
本を読んで「やったつもり」になるのも、充実感ありますが、
本当の充実感は、苦労しないと手にできないものです。

私の過去の苦い経験が、私にそう言わせています。
学生時代、教職課程を履修していました。
課題に出されたレポートは、現地に行かないと書けないような内容です。

にもかかわらず、こたつで丸くなりながら、図書館で借りた本の引用、引用、ひらすら引用のレポートを提出した私。
先生は私に、
「自分の足で稼ぎなさい。本当に伝えたいならば、自分で見て考えること。」
と言いました。
学校の先生になるための授業ですから、そのくらいの厳しさを覚悟しなさい、ということです。

けれど、その時の私は、
なんだよ、ケチ!バイトとか他のレポートもあるし。
だいたい、現地に行くのにはお金もかかるし。

そんなふうに思いました。
今は先生の温かくて厳しくも優しい言葉が胸に沁みます。
 

そうそう、「踊る大捜査線」の青島刑事だって「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」と言ってましたっけ。

というのは冗談ですが。

受講して下さる皆さんは、まず「寒い中、家を出て、公民館に講座を受けに来た」というハードルを乗り越えた方。
それだけでも素晴らしい!
人の話を聞くのもけっこう骨が折れます。でも皆さん真剣に聞いてくださった。

講座は整理のコツ、とか、収納方法を学ぶのが最終目的ですが、
「きっかけを得る」というだけでもいいのではないか、と思います。
最初の一歩さえ出れば、途中休んだりしながら前に進んでいくだけです。

「先生が楽しそうだったので、私も家でやってみたくなりました」というコメントは、私への最大のほめ言葉だと思っています。
本当にありがとうございました。仕事でめげそうになったら、みなさんからのコメント、読み返すつもりです。
 

最後になりましたが。
受講生の皆さま、大きな気づきをありがとうございました&お疲れさまでした。
公民館の館長さん、職員のみなさん。お世話になりました。

Trackback(0) Comments(0) by つき|2012-11-25 06:06

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