「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

イカを喰ってどうなる？

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時は立春を迎えました。しかし、まだまだ寒い日が続きます。大洗のおとなりの那珂湊では、ヤリイカ漁がはじまりました。暦の上ではもう春ですが、この辺のヤリイカ漁は冬の風物詩になっております。
しかし、ヤリイカつーのはあまくておいしいですね。スルメイカがまずいとか、そういうんじゃなくて、とにかくヤリイカは美味い！八代亜紀の歌にでてきた、イカはスルメイカだと思うけど、今日はヤリイカを話します。

まず、このイカ漁は昼曳きです。よく、テレビなんかで船が、こうこうと電気をつけて漁をしてますが、この辺の漁師さんは昼間、専用の網で漁をします。イカはとにかく鮮度が命で、北陸なんかで「カニは風にあったっただけで、鮮度が落ちる」っていう名言がありますが、僕はこのイカも当てはまると思います。なんせ、風に当たると、乾燥しますし、何より真っ赤に発色します。発色するときれいなんですが、やはり発色するまえの透明なイカの刺身を、レモン醤油でいただく！もう最高！！

よく、北海道なんかで生簀に、イカが泳いでて活け造りにするやつありますよね。あれはいただけません。だってイカ、つーのは体の細胞全体で呼吸してます。よって、いくらきれいに見える、生簀の水でもミネラルたっぷりの海の水に比べたら、ちょっとどうかと思います。説明は難しいですが。だから、今水揚げされたイカをすぐ食べるのが一番旨いんです。刺身の他にさっと半生に炙って、生姜醤油で食べんのも旨いなぁ・・・・。今食べてるのはヤリイカだけど、ぬる燗でちびりちびりやってると、やっぱり八代亜紀なんだなぁ・・・・。ほんと人生っていろいろあるなぁ・・・・。ほんとイカってうまいなぁ・・・。ほんと海ってえらいなぁ・・・。んっ？イカんイカんついしんみり呑んでしまった・・・。まあ、気分を明るく！！イカしたいいイカ、イカがですか！！

» Tags：イカ, 刺身,

by マサヤン｜2008-02-18 20:08