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[マサヤン・スタイル] 記事数:16

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冬の大洗地魚代表格!”ぎんぱ”

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まずは、このゆたりに関わるすべての方にお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。いくら魚屋さんが、年末、お正月忙しいからって、いくら飲食店が、年末やお正月戦争みたいだからって、任されたブログをおろそかにしちゃあ、いけません。
ただ、いつまでもクヨクヨいてるのは、僕らしくないので気を新たにいきたいと思います。


さて、今回のお魚ちゃんは、僕が心待ちにしてた、冬の大洗地魚代表格!”ぎんぱ”です!!ぎんぱといっても、ちゅう心のぎん波ではありません。魚の名前、いや大洗固有のある魚の呼び方です。その魚とは・・・・上の写真にもありますが、うまずらはぎのことです。これをおそらく、大洗だけで、ぎんぱと呼んでます。この”ぎんぱ”は水温が高いとまったく獲れません。例年ですと10月後半には、たくさん獲れるんですが今年は、温暖化のせいか12月になってもまったく獲れませんでした。それでもたまに、1匹とか、2〜3匹くらいは獲れるんですが・・、すると、どうゆうことになるか皆さんはわ・か・り・ま・す・ね!そう、とんでもない値段で競り落とされます。なんと1匹、浜値でk4000位!!いくらハシリだからといっても高い!ヒラメなんかより高い!高すぎる!!でも、それを買ってるのは魚忠なんですけどね。だって、他の魚屋さんが(値段を)追っかけてくるんだもん。こちとら、負けられませんわ!で、今年になって水温が低くなったせいか獲れ始まりました。ということで値段も下がり、提供しやすい魚になったので、前置きは長くなりましたが、ご紹介いたします。

 ぎんぱは、身はとても淡白で、あっさりしています。冬場の寒い時期、鍋物なんか最高ですね。もう、アンコウとならぶ、鍋魚の代表です。しかしながら、このぎんぱにはもうひとつの食べ方がございます。それは、刺身です!身は淡白な白身なので、日本酒にあいます。活けものが絶対条件です。薄造りでも糸造りでもいいと思います。そして、大事なのが肝です。この肝がものものすごく美味い!!肝を包丁でたたいて、醤油やポン酢とまぜていただきます。もう、メチャメチャ美味いです。ほんと、身を食べ終えたあとに、肝の醤油やポン酢に、万ねぎなんかいれて最後まで舐めたいくらいです。カウンターで仕事をしてますと実際、そうゆう方もいます。また、大洗には地元の食べ方がありまして、この肝と味噌をまぜて身とあえる、ぎんぱのきもみという食べ物もあります。きもみも皿まで舐めるくらい美味しいです。先程もかきましたが、活け物が絶対いいです。ぎんぱは、腸に沢山の食べかすが入ってます。これが、死んだ瞬間肝や身に匂いが移ります。ですから、活け物のぎんぱをいかに早く、敏速に処理することが大事になってきます。そうやって、いい状態のぎんぱは最高に美味いです。そしてこれが、ぎんぱの薄造りと肝身です。

 もうおわかりですね。今晩はこれで、地酒で一杯やって今日もゴクロウサン!!

» Tags:ぎんぱ, うまずらはぎ, 地魚,

Trackback(0) Comments(3) by マサヤン|2008-01-15 09:09

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