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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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カップヌードル

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カップヌードルというものを
あまり食べたことがなく
しかし、なぜか家にいくつか眠っていた。
頂き物だが、なぜ、頂くかというと
私が未だに栄養失調だと(ここまで膨張したにもかかわらず)
あるいは、食べていないんじゃないかと心配してくださる方がいて
「うちにあったから・・・」何ていって、下さるのである。
実は、この化学調味料のアジがどうしても苦手で
食べないのだが、
台所にいつまでも置いておくのもなんなので、
今日は朝っぱらから食べてみた。

これ、ミニミニサイズのカップヌードル、内容量36グラムというヤツ。
エビとか肉とか、黄色いふわふわしたヤツとか(卵かな)
はいっているんだね。

このカップラーメンの味が、いま、
日本人にとっての「ふるさとの味」になっているらしい。
海外旅行に行くときに、昔なら醤油を持参した人がいたけれど、
いまはこのカップラーメンとか。
帰国後、真っ先に食べたいものも
御飯と味噌汁ではなくて、カップ麺なんだそうな。
もちろん、この開発は日本人の研究の大成果なのだろうけど、
ふるさとの味ねえ・・・ムムム。

幼少時代にカップ麺を食べた最初の記憶は鮮明だ。
引越しをした日、まだ梱包されたダンボールに囲まれながら
「どんべえ」をたべた。
コンクリ打ちっぱなし、高い天井、
当時にしてはおしゃれな家で
だけど、もちろん底冷えがひどく、
3月、コートを着たまま姉と並んで食べた。
4歳になったばかりだった。
まだ、食卓がなかったのか、床に座って食べた覚えがある。

わが家で堂々とカップ麺が食卓に並んだのは
このときくらいで、依頼、テレビコマーシャルに写る、
おいしそう&楽しそうな商品は、ご法度だった。
カップヌードルへの憧れは
つのるばかりだったが、
やはり味覚は子どものころに作られるのか
この歳になってこうして食べてみても、あまりそそられない。

それにしても、このカップヌードルの息は長い。
いつまでも、このロゴにさえ、なつかしさを感じて買ってしまう人がいるんだろう。
チキンラーメン然り、カップ麺創世記の努力がここまで続いているというのは
夢のある話だなあ・・・・。
まさに、夢のような食べ物を目指して
研究を続けていたのだろうな。

夢、夢のある食品、
体に悪いのに、「夢」を感じる、不思議な朝食。

先日の広尾で受けたオーディション、落ちました。
夢を持って次へ進もう!オー!

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2008-05-25 13:01

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