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[雨は遠いそらの上] 記事数:109

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茨城県内北部の桜(下旬)

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三春滝桜を観、帰ってきた。桜にもいい加減ほとほと飽きたわ、あたしぁ。今年だけでもう一生ぶんの桜を観ましたよ。もう当分桜は良いやね。疲れた、桜疲れだ。

気づくと桜ガイドマップをぱらぱらめくっていたりする。何てことだ。見逃した桜の写真を眺めながら口惜しく思っているのだ。何てことだ、まだ観られそうな桜があるのだ。それは里美の山中で我を待つのだ。行くのだ。
 
まっすぐ進めば紅葉の美しい(そして新緑もしかりであろう)花貫渓谷に行く道を途中で曲がるのだけど、その前に下滝を見る。4月の下旬だけどもう新緑が鮮やかだ。ついつい長居したくなるも桜が待っているのだ。桜がのだ。
 
 
松岩寺の山桜。残念ながら少しばかり見頃を過ぎていて花びらも散ってきていたけれどそれでも見ごたえがある。ちらほらと見物客が来ている。壮年の男性がカメラに三脚で太陽の出待ちをしていた。なかなか晴れないねえとぼやいている。ぼくも次へ行こうかと車に寄った途端、ぱあっと太陽の光がさし風が吹き花びらが舞う!ばっとカメラを構える壮年男性!急いで戻ってシャッターを切るぼく。そしてすぐに太陽はふたたび雲の中に。シャッター速度が遅くて散る花びらを写し止められなかった。未熟。



 
  
続いて里美牧場へ向かう山道をのんびり進みながら今日一番のめあて七反の枝垂桜。丘の上から里を見下ろしている。こちらも見頃を微妙に過ぎていたけど、団体さんなどお客が少し来ていた。火事や病気などで衰えた桜を手術したので、幹にラバー状のものが埋め込まれている。あまり見栄えの良いものではないけれどまた樹勢が戻ってきたらしい。

後で気づいたのだけど、ここでふたたび三脚を忘れてきてしまったようだ。ああやってしまった。ベルボンCX440、お前とおれとは同期の桜、しかしどうしても一緒に居られぬ仲というのであらば、いっそ忘れてしまえ不如帰。というか回収に行かないと付近の住民さまのご迷惑になってまう。機を見て取りに行かねば。

 
  
いまいち桜が待っていてくれた感が無く家路に着こうとしたのだが、最後に待っていてくれました!きれいに咲き誇った満開の山桜!

ここでは七反で会ったご夫婦と再会、近くに住む老夫婦には親切にもお庭に車を停めさせていただき(「最近は道端に車を停めとくと何かとうるせえし危ないから…」)、充実した里の時間を過ごすことが出来た。空が晴れれば良かったのだが…松岩寺の壮年男性は良い写真が撮れただろうか。
  
  
  
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↑気づけば新緑が鮮やかしい。そろそろ滝が恋しくなってきた…
  

» Tags:, , 茨城北部,

Trackback(0) Comments(2) by 雨|2008-05-05 17:05

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