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【師走】慌しい年末を迎える前に・・・

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 2009年も最後の月、師走に入りました。各メディアでも早速今年を振り返った内容のものが取り上げられていますね。もう年末年始の過ごし方をどうしようかと決めている方も多いことでしょう。

 さて大忙しの年末。普段の仕事や家のことをこなしつつ、バタバタと年賀状書きや大掃除、お正月の準備に毎年追われていませんか?その前にちょっと気持ちの準備期間。
 12月13日は「事始め」というお正月を迎える準備をはじめるときです。
かつて「煤払い」はどこの家でも囲炉裏で火を焚いていた昔、一年の煤を払うことが正月を迎えるための重要準備。大掃除のひとつではなく年神様を迎える大切なしきたりだったのです。また「松迎え」といって門松にする松を恵方の山から切り出してきたり、正月用の薪のための木々集めに山に入ったり・・・という事をしていたようです。まさに昔の人たちはお正月を迎えるために12月はあちらこちらへと奔走していたことが伺えます。

 でも13日に大掃除を始めるにはちょっと早いかな、なんてのんびり思っていると時間はあっという間に過ぎてしまうもの。まず、お正月を迎えるための予定を立ててみると、後でバタバタしたり、忘れごとがなくて1年をすっきり終わらせられるのではないでしょうか。また、おうちに神棚や仏壇があればまずそこからお掃除を始めてもいいですし、普段手をつけていない押入れや物置などの整理から始めてみてもいいでしょう。
 我が家ではお正月の準備の予定を考えるとともに、本好きな私がいつの間にやら増やしては棚をぎゅうぎゅうにしてしまう雑誌や本の整理整頓から。雑誌は本当にまだ必要なものか?全部が必要なものでなければ、本当に必要な部分だけ切り取れるものはスクラップして、大事だけど普段は見ない本は棚の上や奥のほうへ。なんて片付けながらもいつの間にか読み耽ってしまいもう真っ暗なんてこともしばしばですが、まあ事始めですからとあせらずに・・・
 と、こんな具合にそれぞれのライフスタイルに合わせて、今年からあなたなりの「事始め」をやってみませんか?とりあえずスケジュールに予定を書き込んで段取りよく今年の用事を済ませたらおウチもココロもすっきり。晴れ晴れとした気持ちで年を送り、新年を迎えたいものですね。


<コラム>「苦松」「苦立て」29日はちょっと待って・・・

 お正月も直前になると各家庭の門や戸に見られる、門松やしめ飾りは年神様が降りてくるときの大事な目印。12月26~28日に飾るのが一般的で、29日は「苦松」「苦立て」といわれ、31日も「一夜飾り」で神様への誠意が足りないとして忌まれます。28日までに忘れてしまったら「急がなきゃ」と思ってもちょっと一呼吸おいて翌日の30日に飾りましょう。


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