ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[おかえりの場所] 記事数:206

< 次の記事 | 前の記事 >

◇お知らせ◇

◼︎ホームページ http://shanta-kumiko.com

◼︎2015年より、ブログをお引越ししました。

 よろしくお願いします

 →http://shanta-kumiko.com/blog/

信じること、続けること

このエントリーをはてなブックマークに追加

  
今日も暑さを感じる一日となりましたが、空はもう秋色です。
鰯雲、鱗雲。
夏の空とは変わって、やさしい雲が浮かんでいます。


  
  
先日坐禅に行った際に、住職さんからいただいたお話をご紹介したいと思います。
「坐禅の功徳とは・・・。」
という内容でした。
功徳とは
→①現世・来世に幸福をもたらすもとになる善行。
 ②神仏の恵み。御利益(ごりやく)。
おそらくここでは②の意味であると思います。
  
  
住職さんは、坐禅を一回二回、十回、百回・・・。
行ったところで、何を得られるかはわからないし、いつ何かが見えるかもわからない。
でも、続けて行うことには、きっと意味があるとおっしゃられました。

  
そこにはお寺で20年使われつづけた古いお鍋がありました。
初めはピカピカだったそうですが、今では小さなキズが沢山ついて、そして中には同じお料理(おかゆ)を20年間作り続けてきた痕跡が残っていました。
  
  
それにどんな価値があるか、何の功徳があるかと聞かれれば、正直答えられません。
でも、そこには歴史があり、そしてお鍋としての貫禄を感じました。
使い続けてきたお寺の方々にとっては、きっともっと意味のあるお鍋なのだと思います。
共に時を歩んできたお鍋。
      
  
私たちは、何か行いをするときに、“その行為によって何が得られるか”を考えて行動することが多いような気がします。
今はファストフード、ファストファッション、etc
早いことに価値が置かれ、喜ばれる時代ですから、何にでもすぐに結果が現れるような、わかりやすいことが好まれる傾向が強いでしょう。
  
  
でも、結果を焦らずに、今の自分の行いを信じて、続けてみるのも一つかもしれません。
私の坐禅も、うまく集中できるときもあれば、そうでないときもあります。
「どうして無心になれないんだろう。」
「坐禅やヨガをしていても、こんな考え方しかできないのはどうしてだろう。」
そんな風に、気持ちがぶれたり迷うこともあります。
  
  
「○○をこれだけやっているのだから、こうなれるはず」
という思い込みや、期待は置いておいて、今は目の前の行いに集中してみようと思います。
ただ、続けてみようと思います。
  
  
ヨガも同じ。
もし結果が見えなかったり、プラクティスがうまくいかないなぁ・・・。
と思う事があっても、そこで判断せずに、もう少し続けてみてください。
もやもやは置いておいて
ご自身の呼吸と、体の動きに、繊細に集中することに、意識を向けてみてください。
  
  
きっと、大丈夫です。
  
  
自分を、ヨガを、信じましょう^^  
  
  

Trackback(0) Comments(0) by yogini*kumi|2011-09-18 16:04

[おかえりの場所] 記事数:206

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)