昨日は台風の影響で風も強く、肌寒い一日でした。
本当は、新しい家を建てた友達のところへ行く予定でした。
けれど、疲れからか車の運転をするのが億劫になってしまいました。
正直に話したところ、
「もし塚本さんがよければ」と前置きした上で、自分から遊びに行こうか、と提案してくれました。
彼女は、「一日早いけど、お誕生日おめでとう」とかわいい花をプレゼントしてくれた上、お昼も用意して来てくれました。
黄色は元気が出そうな色だから、でも誕生日間違えてごめんねと屈託なく笑う友達のお陰で、疲れていた気持ちが回復してきました。
まるで、今朝の青空のように。
週末に、やっとやっと、香山リカさんの「しがみつかない生き方」を読みました。
夏休みくらいからラジオや新聞の書評などで幾度となく目にしたタイトル。
試験前ということもあり、香山さんの本を読んでしまうと、「勉強にしがみつかなくてもいいや」なんて思っちゃいそうで、読むのをためらっていました。
なので、晴れて本屋さんで手にした時はちょっと嬉しかったです。
香山リカさんVS勝間和代さん的に思われがちなのですが(実際、最後の章は<勝間和代>を目指さない、ですし)。
私はお二人の著書も読んで、勝間さんにも香山さんのような、しがみつかなさがあると思うし、香山さんにも勝間さんのような成功のために努力する部分があると思えてなりません。
私達は、お二人のことをメディアを通じて断片的にしか知るすべがありません。
本当のところは誰にも分からないのです。
だからどちらかの考えに傾倒するというのはとても危険なことだと考えます。
何事も話半分、くらいがちょうどいい、ということなのかも知れません。
とは言いながらも、この本を読んで、
「じゃあ、私は一体どんなものにしがみついているのか」
と考えてみると…。
けっこう。
私、あれやこれやにしがみついてるかも!(爆)。
それを自覚できただけでも、読んだ価値があるかな。
ぎゅっと力が入りそうになったら、このタイトルを思い出そうと思いました。
香山リカ 著 「しがみつかない生き方」
幻冬舎新書
Trackback(0) Comments(8) by つき|2009-10-27 07:07
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