ペロが避妊手術から昨日帰ってきました。
痛み、ショック、疲れ。
何も言わないけれど、大変だったと思います。
おなかを切ったのが、黒い糸でありありとわかります。
溶ける糸とかもあるのでしょうが、
おそらく昔ながらのやり方なのだと思います。
とっても痛々しい。。。
私も子供も、小屋にこもりきりのペロにごめんね、ごめんね、と何度も言いました。
もし避妊手術をしなかったら。
私達家族が子供が産まれないように四六時中見張ってる?
それとも、頑丈な囲いを作って、狭い家の中で過ごさせる?
大体、そんなことできるのかな?
人間のエゴで捨てられていく動物達。
何の罪もない。
それと同じように、
動物を飼うこと自体が、人間のエゴなのだということに気づいてしまった。
今頃、なんだけど。
ペロに大変な思いをさせて、改めて「命は大切なんだ」と強く思いました。
文章にすると、とても薄っぺらな言葉だけど、重く厚く、静かに受け止めています。
今自分が生きていることを、ペロの存在をもって深く感謝しているのです。
そして、自然治癒力にも驚かされます。
昨日よりも、今日の方が少しだけこちらに顔を向けてくれるようになりました。
生きていれば、傷ついた部分を修復してくことを、体がちゃんと知っている。
これも、当たり前のことなんだけどすごいことなんですよね。
当たり前。普通。当然。
そんなことは、何一つない。
すべて命が続いているからこそ、なのだということ。
明日もあさっても、これからもずっとずっと。
みんなが元気に暮らせることを願い。
昨日も、おとといも、その前もずっとずっと。
今日の私の命をつないでいたことをいつも忘れてはいけないと思います。
Trackback(0) Comments(5) by つき|2011-08-03 21:09
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