U字工事のネタで、「おまわりさんに追いかけられる暴走ちゃりんこがサイドカーにのった仲間に道案内をする」というネタがあります。
その際の道しるべで、
「あの角の『卵の自動販売機』を左に曲がって、その先の『卵の自動販売機』を右に曲がって…」と、さも卵の自動販売機が「栃木の象徴」みたいに進んでいくのですが、私からすると、卵の自動販売機もたしかに「あるある!」なのですが、無人販売所の方が圧倒的に目に付きます。
昨年からお気に入りの無人販売所のいちご。
この量で500円。5パックなので1パック100円。
たしかに形は不揃いですが、とっても甘い「とちおとめ」です。
驚くのはその販売方法。
いちごの他は、500円玉が入るくらいの細長い穴があいている錆びた缶がひとつおいてあるだけ。
奥に手書きの貼り紙「いちご500円」とだけ書かれている、知る人ぞ知る、販売所なのです。
先日、県西地区でない友達のところに行くときに持っていったら、
「そんなでお金、持っていかれたりしないのかな?」と言われました。
娘にも、
「お金といちご、とられちゃうんじゃないの?」と言われました。
うーん。確かに。
いちごは売るほどあるのだろうからそれほど惜しくはないのでしょうが、
お金を持っていかれるという心配はなかったのか、という素朴な疑問。
500円玉がある時しか買えないから、不便だなーとは思ったことはあったけど。
あぁ、そうか。そういう心配もあるよね。
いちご屋さんは、私たちお客さんを信じてくれているのですよね。
だから今年もオープンしているんですよね。
美味しいいちごをありがとう。
信じて売ってくれてありがとう。
あと少しだけど、楽しみにしています。
Trackback(0) Comments(3) by つき|2009-03-29 08:08
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