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[まいにちが、記念日] 記事数:575

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星に願いを。

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七夕です。
とある場所の笹に、便乗短冊しちゃいました。
どうか私の夢もついでに叶えてください。

週末、用事があって地元の病院に併設された老人保健施設に行きました。
やはり笹が飾ってありました。
読んではいけないと思いつつも、目が釘付けに。。。

「息子に会いたい」
「孫にあいたいな」
「早く家に帰りたい」
「痛みがなくなりますように」
「歩けるようになりますように」

・・・・・。

多分、周りに人がいなかったら泣いていたかもしれません。

何に対してか、誰に対してか、
申し訳ない気持ち・・・というのとも違うな。
私がここにいていいのかな、という気持ちになりました。

老人保健施設では、ケアプランに沿った介護がなされています。
いつも清潔で、花なんかも飾ってあって、行き届いていると思います。
けれど、入所している人の気持ちの奥まで入り込めるのは、家族や近しい友人など本人にしか分からない部分なのかも知れません。

それを、七夕の短冊にこめて・・・。

ちょっと待ち時間があり、ぼんやりしていたらシルバーカーを引いたおばあちゃんが来ました。数日後に手術なんだ、とぽつりぽつり話してくれました。

そして買ったばかりのシルバーカーを披露してくれたり、「ストレス解消はカラオケなんだ。早く帰ってカラオケに行きたい」と笑ったり。
最初は元気だったのですが、やはり手術が心配のようでした。

私はというと「ここの先生上手って聞いてますから、絶対大丈夫ですよ!」
と励ましのようなよくわからない会話をしてしまいました。

心に寄り添う会話って難しいです。
どうかあのおばあちゃんの手術が成功しますように。

Trackback(0) Comments(10) by つき|2008-07-07 09:09

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