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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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リベンジ

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海千山千14回目の公演に出演してくれた
あっつんの、人生2度目の舞台を拝見。
炎天下、新宿文化センター小ホールへ向かう。
この道は15年位前に
ある店目指して足しげく通った道。
並びの店はすっかり変わってしまったが、
駅からの距離は変わらず遠い・・・あたりまえか。

この舞台「新宿ミッドナイトベイビー」は、
あっつんからお知らせをもらうまで
まったく知らなかった。
主役は、山本モナさんだというのに、
あまり宣伝していないのだろうか。
モナさんが女優という領域でリベンジするための舞台なのかと
勝手に想像していたのだが・・・

それは、研究生みたいな若い女優さんがずらりと登場し、
途中でダンスをしたりしながら、
不思議な演出のお芝居だった。
新宿のミッドタウンのホストクラブNo1をめぐる、人生物語。

あっつんは、ホストクラブの従業員役。
もちろん、オカマ。
可愛い顔をしているので、似合っていたが、
あの、初舞台のときの底なしのエネルギーがなく、
「もっとがんばれ~~~!」という感じだった。
あんたなら、もっとできる!!

注目のモナさんは、
怪しくも、幼少時代に暗い過去を持つ、占い師の役立った。
もうすこし、出番が多くてもいいのに・・・・
なんとなく、ほかの出演者との心理的な距離を感じてしまったが
まあ、それもしかたないかなあ、
彼女は日本の誰もが知るタレントなのだから。
居場所を間違えたような空気がただよった。

2度目の不倫スキャンダルで
モナさんは、すっかりファンを減らしてしまったが
以前、AERAの連載を持っていらしたときに
私は結構、面白く読んでいたので
やっちゃったことは、やばかったけれど、
これで消えるのは、勿体無いなあとおもっていた。
下世話な芸能ネタだけど、
(そして大きなお世話かもしれないが)
あの不倫発覚のとき、
私は相手の子供のことがとても気になった。
どれほど傷ついているだろう、
親子の亀裂はどこまで続いてしまうだろうと。
だからこそ、私はモナさんに、華麗なるリベンジをしてほしいと思った。
謹慎処分から、すっと姿を消すのではなく
だれにも何も言わせないような、華麗な躍進。
相手の子供が、将来自分の父親を
「すげえ女を口説いちゃったんだな。」って思えるくらいの
すごい女になってほしいと思ったのだ。
だから、今日の舞台は、
彼女の挑戦を拝見するようなドキドキがあったのだ。
が・・・・

彼女は本当に、女優なんてやりたいのだろうか。
きれいなんだけど、どこか遠慮がちな感じがただよう。
彼女なら、
もっともっと、勉強熱心な部分を生かした活躍のしかたが
あるんじゃないだろうか、
役を演じるのではなくて、
「山本モナ」という部分を生かした生き方がいいんじゃないだろうか・・・

と、大きなお世話ですね。

それに、せっかく舞台をやるなら、
もっと宣伝すればいいのに・・・と思いながら、
私自身、先日の舞台を全然宣伝する勇気がなかったことを思い出した。
彼女が、「これ!」という復活をする日を
密かに期待したい。

~本日のありがとう~
近所をうろつくねこちゃん、
あなたのそのしぐさが、なんとも言えない安らぎをくれる。
ありがとう。

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2010-07-19 20:08

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