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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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シニア演劇拝見

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下北沢はスズナリで、上演中の
楽塾「めんどなさいばん」をみにいく。
あの、流山児祥氏が主催する、
アマチュア45歳以上の中高年劇団だ。
もう12年活動を続けているという。
もちろん、キャリアのある役者とは違うが、それでも
声がすかっと通って、堂々とふるまわれ、
さすが、12年積み上げてきた感じがある。

この、楽塾の方が、5月のかんじゅく座公演のとき、
トークセッションに参加してくださったこと、
そして、この作品の脚本が、北村想さんだったこと、
スズナリでやるということ、などなど、
興味をそそられることが、たくさんあった。

「めんどなさいばん」は、架空の国を舞台にした
裁判員制度裁判が、その設定。
日本という国を、横目に、
少年少女の間で起こった事件を
12人がいろいろな目線で分析して行く。

裁判員制度は、うちの旗揚げ公演でも取り上げたことがあるが、
こちらは、結構直球で、分かりやすいお芝居だった。
しかし、内容よりも、
かなりたくさんの歌を、しっかり覚えて歌っている・・・ということに、
感心感心。
これ、もちろん当たり前のことなんだが、
やはりシニア劇団には非常に難しいこと、
まず、覚えるのが大変なのだ。

6ヶ月の稽古期間があったという。
毎週土日、公演ちかくになってからは、もっと頻繁に、
時間をかけたからこそ、
そして、12年つづけているからこそ、
ここまで来たのだろうなあと、しみじみ拝見。

芝居が始まる前、客席は、学校公演さながらの賑わいだった。
なんだか、ほほえましい。

これから、私は全国のシニア演劇大会を開催すべく、
乗り出すつもりでいるのだが
これは、イクラ私が頑張ったところで、当事者の皆さんが
意欲を持って取り組んでくださらないことには始まらない。
いろいろなほかの劇団の芝居を観ることが、
また、次への勇気につながると思う。
切磋琢磨、そして、どこまでも、
たのしく、面白い活動が広がることを願って!

~本日のありがとう~
先日、たまたま飲みの席でとなりになった方と、
すきな作家について話していたところ、
奥田英朗さんの作品の話になった。
知らなかったので、早速読んでみたのだが、
おもしろかった。
でも、この作家が好きなら、
原田宗典だって好きになると思うけどね、
苦手っていってたけど。
まあ、好き嫌いは人ぞれぞれ、
とにかくありがとう。

Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2009-08-09 09:09

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