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[バカにつける薬] 記事数:78

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洋楽のススメ

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emaさんのブログを見ていてローリングストーンズの話題になり、あの頃を思い出した。僕が洋楽にハマったあの頃・・・。高校1年生の頃だった。

コーヒー好きの先輩に出会い、サイホンなんか買い込み、キリマンがどうの、モカがどうの、そんな時期だった。

学校の帰り道、一人で街中を歩いていたら、ちょっと奥まった路地に新しい喫茶店がオープンしていた。サントス(コーヒー好きなら分かるでしょ)と言う名前だった。たまたま小銭を持っていたのでコーヒーが飲みたくて入ってみた。

こじんまりとしたその店は、カウンターの向うにサイホンがずらりと並んでいた。その奥にいたマスターは、髪をきれいにオールバックに撫で付けた一見気難しそうな人だった。さすがに高校1年生、ちょっと気後れしてカウンターから直接見えない奥の席に着いた。
「いらっしゃいませ」ウエイトレスのきれいなお姉さんが注文をとりに来た。確かモカをたのんだと思う。
店の雰囲気も程よく薄暗く、隠れ家のような感じで落ち着いていた。程なく「お待たせしました」モカがテーブルに運ばれた。とてもおいしいコーヒーだった。
それから持ち合せがあると度々その店に行った。

店の雰囲気もさることながら、BGMがまた良かった。その頃学校で流行っていたのはMSGだのディープパープル、ホワイトスネイク、ヴァンヘイレン、ラウドネス・・・ヘビメタ全盛期だった。しかしその店では(有線放送だったが)シカゴの "Saturdey in the park"、ボビーへブの "Sunny"、パットブーンの "Love Letters In The Sand" "I'll Be Home"、ジョニーレイの "Just Walking In The Rain"、ザ・プラターズの "Only You"、サイモンとガーファンクル(この言い方古!) "Bridge Over Troubled Water"・・・ここから僕の洋楽人生は始まった。

中でもサイモンとガーファンクルはヘビメタ全盛の中、フォーク好きの間で根強い人気があり、映画”戦場にかける橋”、”卒業”がテレビで時々やっていた事もありかなりメジャーな存在だった。僕は"Scarborough Fair/Canticle"が好きで、歌詞の中に出てくる「パセリにセージにローズマリーにタイム」、このハーブを買って来て育てたりした。

そんな訳で同世代のみんなと少しずれた洋楽人生を送る事となったのだ。

写真はこれから洋楽を聴こうかなと思っている人に個人的にオススメしたいCDです。まあ、定番のカーペンターズ、でも写真に写っているCDはやめたほうが良いです。値段が安くて買ったのですが、音は悪い、フェードアウトは尻切れトンボと良いとこ無いです。"22 Hits Of CARPENTERS"が良いでしょう。そしてキャロルキング "Tapestry"、聴いた事がある曲がいっぱい入っています。中でも"You've Got A Friend" が僕は大好きです。最近だとノラジョーンズも良いのですが、聴いた事がある曲が入っている方が飽きずに聴けると思うので。

妻にCDの後ろに写っているTシャツを某オークションで買ってもらった。売ってくれた人は何でもクラプトンファンで(女の人)、以前の僕のブログのストラトに感動してくれたらしい。ちなみに僕のはブラッキーじゃなくピュータ(だったっけ?)というカラーで、ヘッドのタバコの焼け焦げは前のオーナーがつけたものだと思う。
サイズ、ちょうど良かったです!ありがとう!!!

Trackback(0) Comments(6) by マー坊|2009-10-16 22:10

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