今日は大人の遠足で茨城のお茶処、猿島へ。

9月にオープンした茨城県産さしま茶の新しい楽しみ方を提案する日本茶カフェ。

『季節のおもてなしコースと茶鍋のセット』をいただいてきました。

本日のお茶「猿島産/生煎茶」からスタート。草の香りがします。

オードブルデザートのほうじ茶ムース。

本日のプレミアムティーは静岡県牧之原台地産の高級煎茶、勝間田。
その柔らかな新芽(みる芽)はお茶を入れた後で自家製ポン酢でいただきます。

メインデザートのデザートフラワー。ウォーターチョコレート、自家製パウンドケーキ、さしま紅茶ソースなど、あらゆるところにお茶が使われています。

ウィンナーほうじ茶の生クリームは植物性油脂から。

お茶の花がひらりと浮いた食前茶、花茶。

冬季限定の茶鍋は、お茶の種子から作られた玄米茶とお茶の種子オイルで味付けされた出汁に茨城産の豚肉と地元で採れた野菜が入ったもの。

お好みで青南蛮がピリリと効いたお茶胡椒を足しながら十五穀米の茶飯と共に。

ファイナルデザートは濃厚さしま茶アイスのテ・アフォガード。
目の前で熱いお抹茶をかけてサーブしてくれるのですが、食べようとするとあら不思議、お抹茶はゼリーに変身しています。

お茶の実にはオレイン酸と良質なビタミンEが豊富に含まれ、高い抗酸化作用が期待できます。お茶の種子から採れたオイルは食用はもちろん、お肌にも浸透しやすく、美容と健康に役立つ働きがあるそう。ナッツ系の香ばしい香りで、手のひらにもすっとなじみます。

明治7年創業の野口熊太郎商店の5代目野口富太郎さんは、さしま茶の今後を考えるにあたりこのお茶の種子のパワーに注目。独自の研究により新しいお茶製品の開発に取り組んでいます。

お茶のお店の奥には、お茶の実(種子)を栽培するための茶畑が。

お茶の実は通常なかが3室に別れ3粒の種子が入っています。
日本の地図記号で茶畑を表す3つの点は、この種子を図案化したもの。

バイタリティ溢れる発想の富太郎氏、ご先祖さまが見守るこの地をいずれはお茶のテーマパークのようにとの思いをもって、さまざまなアイデアを実現しています。

その溢れ出るアイデアのひとつ、商品化されたばかりの生茶チョコ。

さてさてお腹もかなりふくれて大満足のお茶づくしコース、締めはさしまの台地で育った在来種の茶葉を完全発酵させた紅茶。

この紅茶のことは、また機会をあらためて。

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» Tags:茶太郎's, cafe, やまの, 猿島茶, 野口熊太郎茶園,
Trackback(0) Comments(2) by Yamepi|2012-12-21 22:10

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