山の中で魚の干物を作っているんですって。それがどうやら旨いらしい。
一昨日は友達を誘って、常陸太田の干物屋さんを尋ねてきました。
天気も良いし、ドライブのお供にと雰囲気良さげなCDなんぞ搭載して行ったけど、久しぶりに会うHさんとのマシンガントークにBGMは不要でしたわ。
お喋りしながらの道中はなんて短く感じるのでしょう。あっと言う間に常陸太田。
幹線道路から外れて、脱輪しそうな細い道をうねうねっと上がった先にあったのが「ひものや詢信郎(じゅんしろう)」さん。

私達に応対してくださったのは、店の主のお姉さまにあたる方でした。
目利きの主が仕入れた魚をご家族でさばいて干物用の加工をし、敷地内のネットで囲んだ干場に並べ、冷凍品にして販売しています。

あじ、サバ、さんま、赤魚、ほっけ、目光、いか、つぼ鯛、紅鮭など、冷凍庫に並ぶお魚たちのなんときれいなこと。ひとつひとつ手に取るごとに、下処理の仕方や干し方の丁寧さが伝わってきます。

この時点でもう「きっとおいしいに違いない」と確信したワタシとHさん。
ここへ来るまではなぜ山で魚?と思いましたが、後ろに森をしょった高台に立って周囲を見渡せばさもありなん、納得です。
山の木々を揺らす清涼な風、海の端より乾いた空気、埃や排ガスをまき散らすクルマの姿も見当たりません。
日本中どこでも生鮮品の流通にほとんど時差のなくなった現代においては、山の中で魚を干すデメリットは見当たりませんでした。

今日のお昼に、子持ちの「にくもちかれい」を焼きました。

ワタシの好きな柳がれいよりも、ずっと身が厚いです。だから、肉持かれい。

冷凍のままグリルにポイ。ちょい焼きすぎました。

お箸でほぐすと身がたっぷり。ほんのり塩気が良いお味。
子どもたちには夕飯にほっけを焼いてあげました。好評です。
この時期だけ、水戸京成百貨店のお歳暮特設会場でも取り扱っているそうです。

        このあと鯨が丘商店街をぶらついたHさんとワタシ
      お昼はHさんのご主人と喜久屋味噌さんおすすめの釜平の
         ミニソースカツ丼(500円也)でキメました
               クセになる味!
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Trackback(0) Comments(4) by Yamepi|2010-12-10 21:09

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