「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

仮設住宅発、シニア劇団プロジェクト！

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１２月８日に、宮城県名取市の仮設住宅にむかいました。
そこにすむ、高齢者と、はなしをするためです。
９月から３回に分けて、８か所ほど回っていますが
１人暮らしの高齢者のうつ病や孤独死、ひきこもりという問題は
まだまだ終わっていないそうです。

来年のシニア演劇大会ｉｎ仙台は
仮設に住んでいる人たちにも喜んでもらえるような演劇祭にしたい・・・
その思いを、何人もに相談しましたが
なかなか首を縦に振ってくれる人はいませんでした。
それがやっと、１人、２人と関心を持ってくれる若手演劇人があらわれて
協力者を集めてくれました。
そのうちの２人も一緒に、来てくれることになりました。

もちろん、ハードルは高いです。
ダンスやコーラスならわかる、でも演劇をやりましょうと言っても
イマイチ、ぴんとこないのでしょう。
仮設住宅によって、ノリの良さ悪さもある、
それに、私が一番出てきてほしいと思っている
引きこもっているオジイちゃん、オバアちゃんは、
出てくるわけがない・・・・・・

この日は３か所回ったうち、手ごたえのよい所が一か所ありました。
とりあえず、１か月の参加者募集期間、
どうなるかは、まったくわからない。
でも、一人でも参加者がいれば
一人から始めたい。

これ、過去の大会のＤＶＤを見てもらっている写真です。

震災のこと、原発のこと・・・
東京に住んでいると、被災地は日々復興に向けて動いていると思いがちです。
でも、現地にいる人、とくに肉親や友人を亡くした方々にとっては
数年で簡単に「復興」できるような軽い傷ではないのでしょう。
被災していない私が、もしかしたら心に土足で上がりこむような
ことになってしまわないか・・・・？！
それでも、傷つけてしまうことを恐れるより、
アクションに出おうと思うのです。

Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ｜2014-12-12 01:01