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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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出張公演第1弾を終えて・・・

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シニア劇団かんじゅく座が秋の出張公演を行いました。
その第1弾は、毎年お世話になっている新宿区障害者福祉センターです。
私の不安を覆し、会場である会議室には
45人近いお客様が集まってくださり
そして初舞台だった新人さん2人も、堂々とした演技で
(ご本人たちは全く覚えていないくらい緊張したようですが)
無事に、幕を下ろしました!!

演目は宮澤賢治の「ツェねずみ」と大佛次郎の「スイッチョねこ」です。

このポスターは座員のよっちゃんのお手製。
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奥方との合作らしいですが、右上の虫の切り絵など、
手が込んでいます。

「ツエねずみ」は、あまり知られていませんが、
イソップのようなお話で、20分足らずのお話です。
これが、けっこう笑えるシーン。
蟻とツェねずみが金平糖を取り合っています。
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ちなみに、衣裳も、みんなのくふうを凝らしたお手製。
そしてこれは、ツェねずみが、ねずみとりに、引っかかるシーン。
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くさったハンペンをたべて、文句を言っているときに
ふたが閉まってしまうという、哀れな結末です。

「スイッチョねこ」では、虫と猫に扮しました。
これが私の一番好きなシーン・・・
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月が出て、一斉に虫たちが泣き始めるシーンです。

お客様は、障害者の方が多いのですが、
センターのご配慮で、手話通訳が付きました。
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左の方が、その手話通訳さんです。
私たちはせいいっぱい、全身で表現しますが、
視覚障害の方、聴覚障害の方たちは、
どんなふうに、感じていらっしゃるのでしょう。
笑顔で見てくださっていたのがうれしかったです。

最後に集合写真を・・・
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毎年恒例ですが、今回は2名、体調不良と家族の介護で
降板しました。
降板は、本人にとっても、のこされる私たちにとってもつらいことです。
こうして舞台に立てることが、決して当たり前のことではなく、
健康維持と努力と協力の上に成り立つ、
とても貴重な時間なのだと痛感します。
同じメンバーで同じ芝居をする機会は、なかなかないものです。
だからこそ、
1回1回、その日のお客様の前でせいいっぱいやりたい・・・!
帰り道、チャリをこぎながら、そんなことを思いました。

そしてもうひとつ、
こういう発表の場がなければ、私たちは活動が続けられません。
地元の施設の皆さんに、心から感謝します。

あ、これで、終わったんじゃなくてね、
来週、もう一回、Kホームへ出張公演です。
気を引き締めて、エイ、エイ、オー!!

~本日のありがとう~
観に来てくださったみなさん、ありがとうございました!

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2013-10-01 01:01

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