「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

手放す

１２月はいろいろなものを手放すとき、
特に部屋にある使っていないものは、リサイクルに回せるように、行き先を考える。

「断捨リ」という言葉と行為が嫌い。
使えるものをどんどん捨てるというのが嫌なのだ。
少しでも時間を共にした道具は、
いらなくなったあとも、しかるべき行き先を考えてあげたい。
古いパソコンは、やっと、ヤマダ電機に持ち込んだ。
１００円で買い取ってくれた。
部品を分解し、できる限りリサイクルするのだそうだ。

普通なら廃棄に数千円かかってしまうところが、
こんなポンコツに１００円払うというのだ。
こういう、信じられないサービスがあるから、
不本意ながらついついヤマダ電機に行ってしまう。
（ヨドバシ派なのです）
また別のパソコンの中で生まれ変わるというところも、すばらしい。

本とＣＤは、もちろん古本屋。
（ここでもまた、ヤマダ電機系列にお世話になってしまうのだが）
でも、なかなか売る決意が付かず、結局持ち込んだのは
ＣＤ６枚に本１０冊くらい。
ＣＤは、数年前にやった役が、ローリングストーンズの大ファンという役だったので
その時に買った３枚組、楽譜つき、アマゾンで５０００円近くしたものがあった
これが５００円で売れた。
中古が売れたのだから、安くてもなんだか喜ばしい。
次はだれの手に渡るのでしょうね、ふふふ。

ＢＳアンテナは今週中に何とか人の手に渡る予定。
これは、もったいないけど、あげちゃいます。

さて、物はいいとして・・・・

先日、Ｔさんに聞いた話です。
Ｔさんは、ある人にお金を貸してほしいといわれたそうです。
生活費がないと。
しかもその方は高齢・・・。
お金は、貸してしまうと、その人との関係を手放す可能性があるので
一瞬迷いましたが、
たまたま線路わきを通っていて、
最近人身事故が絶えないことを考えて、
了解しました。
相手のかたの生活状況を考えると、たぶんお金はかえってはこないでしょう。
でも、その数日後に、マザーテレサの写真展をたまたま見る時間があって
それをみたときに、
できることをやってよかった、お金を貸してよかったんだと思ったそうです。
なんだかすご～～く、気持ちがわかります。
お金と一緒に、人間関係まで手放すことになりませんように・・・。
そう、結果をどうとらえるかは自分次第ですから。

では、みなさんも、年末の大掃除頑張ってね！

～本日のありがとう～
Ｋちゃん、わざわざ稽古場まで挨拶に来てくれました。どうもありがとう！
大阪でも元気でね！！

Trackback(0) Comments(6) by 鯨エマ｜2011-12-12 17:05