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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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秋の全国シニア演劇大会2011が、4ヵ月後に迫っている。
1年半の準備期間が、もう本番まですぐそこ!という所にきたのだ。
参加劇団のモチベーションをどうしたらあげることができるのか?
東京で開催することの意味は?
そして、明けてもくれてもお金の心配・・・

スケジュールを決めたり、
助成金の申請をしたり、
後援名義をとったり、
ひとつのことを決めるのに、14劇団と連絡を取ったり
とにかく一つ一つに時間がかかる。
でも、いまの私をやる気にさせているのは、

なんといっても
震災の影響を受けた宮城県の福祉劇団「鶴亀」と
青森の「笑劇」の参加。
そして昨年、口蹄疫で苦しんだ宮崎県の「のべおか笑銀座」の参加だ。

個人的には、だいすきな劇作家の一人、佃さんの率いる
名古屋の「座シニア演劇部」の参加や
超高齢者劇団(最高88歳!!)、福井県のババーズも、
頼もしい限り。

ただ、駆けずり回って準備をしても、
お客さんが集まらないでは、どうにもならない。
かんじゅく座の公演と同じように、
この演劇大会は、普段演劇と縁の薄い方々に見ていただきたいのだ。
できることはすべてやる覚悟で、
いままで関わったことのない分野で宣伝してみるつもり。

宮城の座長さんと電話で話していると
高齢者の生活が、決して先細りでないことが
はっきりとわかる。
よく、「のこされた時間でなにをしようか」
とか
「あとは、もう好きなことだけやりたい」
という発言をよく聞く。
でも、
宮城の座長さんも、青森も、宮崎も、奈良も、
無駄を怖れない。
私は同年代と話しているような錯覚に陥るほどだ。
まるで、20代のように、どんどん進んでいる。
まだ、会ったことのない劇団の方々に、
電話を通して、こうして圧倒されるのだ。

この、全国シニア演劇大会は、
劇団員たちと同年代にみてもらいたいと思っていた。
でも、若い人にも観てほしい。
おなじ日本の違う土地で、高齢者と呼ばれる人たちが
何を考え、どう生きているのかを、
私もみたい。
みのがしたくないと思う。

うちの劇団で言えば
体調に不安のある劇団員を、どう引っぱりあげるかが
私の課題であり、楽しみ。
「馬鹿でも体力」といえる若手演劇人とは違う。
でも、
「腰が痛くても、かんじゅく座でなら舞台に立てます!」
「セリフが覚えられなくても、かんじゅく座なら、なんとかなります!」
「歯が抜けてますが、目は効きませんが・・・」
そんな日が来たとしても
舞台に立てる高齢者なんて、かっこいいじゃないですか!!
(あ、失礼しました・・・)

さて、ここからが今日の本題です。
宮城県の劇団鶴亀の22人の方々(平均77歳)が
安心して東京滞在し、芝居をうち、
その時間で味わったものを、地元持ち帰って
また、自分の街で元気に演劇活動を続けてゆくことができるように
お一人5000円の募金を募っています。
交通費と宿泊費です。
目標金額853000円です。
(22人の鶴亀座員さんが東京に2泊した場合)
ご協力くださった方は、大会の当日パンフレットに
お名前を掲載させていただきます。
(匿名希望の方はその旨お伝え下さい)
ゆうちょ銀行 口座記号番号 00160-2-466696
       口座名称 全国シニア演劇大会2011実行委員会
他行からのお振込み  店名  019店
           当座  0466696

また当日パンフレットに、お店や会社などの
広告を掲載させていただける方も募集中です。
1区画3万円です。
直接、私にご連絡下さい。
090-8083-6888

先日、この演劇大会が、池袋演劇祭に参加できることが正式に決まりました。沢山の方の目に留まるイベントにできるよう、そして、楽しんでいただけるようにしたいと思います。

~本日のありがとう~
雨の中、稽古場にダンボールを運ぶわたしに
「手伝いましょうか」の優しいお言葉・・・
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2011-05-23 23:11

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