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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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敬老の日に

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敬老の日と、全く意識をしていなかったのだが
観にいった芝居は、さいたまゴールドシアターの「聖地」。
5月にかんじゅく座に助っ人で出演してくださった、
通称、金さんを応援すべく、いざ、彩の国へ。

都心から、電車に乗って、この劇場に着くまでは、1時間弱かかる。
40人以上の、高齢の座員が
稽古のために連日通っているのかと思うと、
その体力、精神力、
そして夢の大きさにびっくりする。

芝居は、スタッフ、若手俳優の力添えもあり、
まさに、総力戦。
随分練習しただろうなあと思われる作品だった。
お金をかけた舞台セットはうらやましい。
(これだけが、かんじゅく座の座員にしてあげられない・・・)
以前観た演目よりも、またぐっと、役者力がアップした感じがする。
ただ、ひたすら長い。
3時間以上というのは、いまどき、かなり勇気のある決断だと思うが
40人以上の出演者となると、仕方がないのだろうか。

わが、敬愛する金さんは、
すこ~んと、気持ちよく通る声で
のびのびと芝居をしていらっしゃった。
楽屋へ挨拶に行ったら、あの笑顔で迎えてくださった。
「先生!」
だから、先生というのは辞めて欲しいのよ・・・。
金さんのほうが、ずっといい役者なんだから。

巷では、高齢者の行方不明、孤独死、犯罪、貧困など、
くらいニュースが蔓延している。
ありきたりな言い方だが
どれもこれも、人間関係の希薄が原因のひとつ。
芝居でもなんでも、なにか打ち込めるものを見つけられた人は
どこまでも強いなと思った。
そして、芝居こそ、人と関わらざるを得なくて
どこまでも終わりがない、高齢者うってつけの活動だろう。

~本日のありがとう~
ほぼ満席の所、席をキープしてくださったKさま、
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-09-20 23:11

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