「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

アホな調査

なにかにつけて、統計、統計と、
もちろん、ある程度の信憑性はあるのだろうが
なかには信じたくない統計も・・・。

子供の学力は、家庭の収入に比例するという、
このどうしようもない調査結果。
これだけ堂々とニュースになって、
これをみた子供たちは、
どう思うのだろう。
いまや、二宮金次郎を語る大人はいないのか。

大人になる途中で、
私たちは、自分で自分に責任を持つようになる。
今の自分が、こうあるのは、
育った家庭環境のせいではなく、
社会のせいでもなく、
自分で選択を重ねてきた結果なのだと、
そう気がついたときに、頑張れるんじゃないかと思うのだが、
文部科学省たるところが
こんな調査をし、発表してしまうのだから、
勤勉でコツコツ型の、日本人の性質も、
もうお終いじゃないか・・・・。

先日仲間と、「最近の若いもんは～」てきな
オバサントークを繰り広げてしまったが
信じられない速さで転職する若者の
「わたしには、あわないかも・・・」とかいう、たわ言にも、
「頑張らない宣言」をしてしまうことにも
充分つながっているだろう。

「日々の努力」とかかれた鉛筆をもたされて、
机に向かっていた小学校時代、
私はそれを信じていた。
きっといつか、実る日が来るだろうと。
そして、社会に出て、
世の中そんな、うまくは行かないと分かった今も、
やはり、きっと、努力は報われる・・・・と信じていられるのは
あのころ、学校で頭ごなしに「努力」という2文字を
刷り込まれたからだろう。

親の収入であたしの運命が決められたんじゃ、たまらない。
そんなことを子供にいう必要はないのよ。
奇麗事でもいいから、成せば成ると、
教えりゃいいのよ！！

・・・・って、子供のいない私の暴言、今日はいわせて。

～本日のありがとう～
午後に突然入った仕事のため、
スケジュールに入れ替わりがでてしまった。
対応してくださった、Ａさん、Ｙさん、
ありがとうございました。
たすかりました。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ｜2009-08-05 01:01