ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

小道具探し

このエントリーをはてなブックマークに追加

今日は昼から小道具探し。
かんじゅく座のメンバーが出演した映画の試写を
銀座でやっているのだが、なくなく断念し、
スタッフワークにいそしむ。

国領の高津小道具。
年に1回くらいしか足を運ばないので、
なかなかスタッフさんとなじめないが、
今日もサクサクと先導なさる女性スタッフの後を
オロオロと、ついてまわりながら、
うずたかく積み上げられたテーブルや椅子の山を物色した。

難しいのは、テーブルや椅子を、セットで見比べられないことだ。
テーブルはテーブルの置き場に、
椅子は椅子の置き場にある。
組み合わせてみなきゃ、わかんないのだが
いちいちそんなこと、試していられるような時間はないので、
とりあえず、シャメをとって、移動し、
シャメを見て、比べる・・・の繰り返し。

さて、最後にみたのは暖簾。

居酒屋の暖簾と、寿司屋の暖簾、それから
主人公、朝子の家の暖簾。
「帯に短し、襷に流し」とは、まさにこのこと。
色、文字、長さ、全てがぴたっとはまるものはなかなか見つからない。
しかし、みていると、日本には暖簾が多いことに気づかされる。
居酒屋、寿司屋、小料理、焼き鳥、おでん、ラーメン、質屋、
たこやき、銭湯、そして、楽屋・・・・
いつのまにか、自分のすきな暖簾を探していて
まずいまずい、早くしなければ!

暖簾のなかに「めし処」と書いたものがあった。
これ、食堂だろうか、それとも居酒屋?
よく「お茶漬け」と書いてある飲み屋があるから、
意外と飲み屋の暖簾かもしれない・・・・
自信がないので、かんじゅく座のなかで、数少ない「飲める男性」に電話。
彼は早速ネットで調べてくれて、結局これはえらばなかった。

舞台セットがすべて、リアルな装置なら、
すぐに「これ!」と、決められるのだろうが、
私のように構成舞台で芝居をする人間は、
小道具を場面によって、違うものに見立てる場合があるので
一概に決められない。
とりあえず、今日は候補を選び、唾をつけて(札をつけて)帰る。
また舞台監督に相談してから来るとしよう・・・

夜、久々?でもないけど、
ボンちゃんに会う。

名刺やボンちゃんは、このまえ映画を観に来てくれて
しかし、具合が悪かったらしく、
はきそうになりながら帰っていったので
気になっていたのだ。
今日は元気なボンちゃんだった。
自称25歳なんて、図々しいこといっているボンちゃんと、
名前の話や、映画の話、「銀河鉄道の夜」の話をし
最後は「定額給付金」の話で締めくくった。

今日も新聞を見るに、情けないニュースばかりだが
こうして小道具探しに頭を抱えていられるのは、幸せなことかもしれない。

~本日のありがとう~
高級化粧水を下さったFさん、ありがとうございました。
明日は朗読会だそうで、がんばってくださいね!!

by 鯨エマ|2009-03-10 02:02

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)