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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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矛盾だらけの私たち

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夕方から日本記録映画作家協会の研究会&忘年会で
代々木へ。
私はかなり久々の出席。
本日の演目は「不都合な真実」。
昼間、新聞で
ゴア氏の大邸宅が普通の家庭の20倍の電量を消費していると
ある環境団体がすっぱぬいた記事を読んだばかりだった。
その、ゴア氏が地球温暖化について熱く語る。
さすが、アメリカ人。
流暢に喋る。
そこで、気になったことをいくつか・・・。

①いかにもアメリカ人という恰幅のよいゴア氏だが
 その体型は食物連鎖の頂点で
 必要以上に動植物を食いあさったような印象を受けてしまう。
 
②戦争の手法について彼は触れていた。
 現代の戦争の壊滅的な方法を非難しての言葉だ。
 昔は刀や棒で殴りあっていたのが、やがて銃になり、
 いまや・・・(ここで原爆の映像が出る)
 ゴア氏いわく「もう無分別に過去の戦争を繰り返してはいけない」。
 私には「分別をもって戦争しましょう」、と聞こえる。

③この映像をみおわったあとの忘年会。
 買出しに行ったコンビニで、ペットのお茶を買おうとした男性。
 おいおいおい、いま見たばかりやんけ。
 せめて紙パックに。 
 そして、紙コップをやめて湯飲み茶碗に、
 レジ袋はことわろうよ、
 ゴアさんの1時間半に渡る主張もむなしく
 このおじ様たちは地球の温度を上げにかかっている。
 なにが「勉強になりますね」だよ。まったく・・・。

こんな調子なのだから
地球上の人たちがCO2削減に努力などできるわけがない。
それでも、それでもなお、エコと叫び続ける。
しかし、たとえ無駄な努力だとしても、
美しい地球を取り戻したいと考える人でいたいと思う。
子どもたちに、キレイな地球を残したいと、
子どもがいないけど、思う。

石川セリの「小さな空」を聞きながら・・・

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Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2007-12-16 10:10

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