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[バカにつける薬] 記事数:78

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物の値段

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10時の休憩時間に工場長が缶コーヒーを買ってきてくれた。ふと、この缶コーヒーの、缶のコストと中身のコスト、果たしてどっちが高いのだろう・・・なんて思った。意外に缶の方が高いのでは?等とつまらぬ考えから、あらぬ方向へ・・・。

自動販売機で缶コーヒーを買うと今は120円。ちょっと前なら100円。箱で缶コーヒーを量販店で買うと1本あたり半額位か?サンガ@アの缶コーヒーだとそのまた半額位?・・・。値段なんてあってないようなものなのか?

物の値段・・・。思いをめぐらせていると格安ジーンズの話を思い出した。

最近テレビでよく目にするニュース(果たしてニュースなのか?CMなのか?)の中に格安ジーンズの話題があったのを思い出した。大手量販店のイ@ングループがユニ@ロに対抗して格安ジーンズを発売!なんて言っていた。その他でも1000円以下で買えるジーンズを売っている、、なんてやっていた。値段の割りにしっかりした履き心地・・・。ちょっと待て、違うんじゃないの?

格安ジーンズは中国で大量生産されている、という話だった。大手量販店がこぞってそんな物を売るので、国内メーカーは打撃を受けている、とも言っていた。ますます国内産業の衰退に拍車がかかるというものだ。昨今派遣切りだの人減らしだの、製造業の不振が色々な問題を抱えている。そこへ大企業は自分達の利益のために、追い討ちをかけている。収入が減った庶民は安い物に飛びつき、大企業はそこに目をつけ国内製造業を圧迫する。そして国内製造業は派遣をきり、正社員を切り、給料を下げて庶民の収入はますます減る・・・。悪循環である。

僕らの時代、ジーンズは自分のアイデンティティーを示す恰好のアイテムだった。エドウィン、リー、ボブソン、ラングラー、リーバイス・・・等等。どれを選ぶかによって、自己主張することが出来た。でもやっぱりリーバイスが一番の憧れであったのだが。親に買ってもらった聞いた事の無いメーカー製のウエストゴムのジーパンなんて糞くらえだった。

写真は二十数年前にアルバイトをして初めて買ったリーバイス。当時流行ったスリムなのでちょっと今履くのは恥ずかしいが、一緒に写っているユニ@ロのジーンズと同じサイズ。だいぶクタクタになったがまだ履ける。最近スリムが流行ってきたようなので・・・でもちょっと恥ずかしくて外に履いていけるかな?

とか言いながらもユニ@ロのジーンズを履いているオイラさ!

Trackback(0) Comments(3) by マー坊|2009-10-28 22:10

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