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ひょうたんのあかり展

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震災以来閉館していた茨城県立図書館ですが、9月10日から再びその業務を再開しました。久しぶりに訪れたのは、「ひょうたんのあかり展」を見るため。





9月30日(金)〜10月10日(月)まで、水戸市大足町のギャラリーカフェ「言の葉」代表の二宮真美さんが作成した、ひょうたんを使った灯りの作品展が開催されています。


県立図書館のギャラリーはガラスの囲まれた明るいスペース。小さな穴からこぼれる繊細な灯りを、いったいどのように展示しているのでしょう。

旧茨城県庁舎を臨む大きな窓は暗幕で囲まれ、他とは一線を画した雰囲気のなかで、ひょうたんの灯りたち、しっかりとその存在を主張していました。




三方に障子戸をめぐらせ、中央には古典柄の着物を広げた大八車を据えて、近代的な図書館の中で、ここだけちゃんと言の葉の世界。





中身をくりぬいたひょうたんに穴を開けて模様を施し、その穴にガラスビーズを嵌めてあります。ーーーと説明するのは簡単ですが、ひょうたんの形を壊さぬように中身を取り出すのはとても根気の要る作業。中身を腐らせて小さな口からかき出すため、パラダイスな匂いとの戦いでもあるのです。



無粋な楽屋裏の話しをしてしまいましたが、ちょっとやそっとでは出来ない作品であることを知ってほしくて。



出来上がった作品たちはそんな過去を露ほども感じさせないお澄まし顔で、優美な彩りを放っています。




障子の中央の窓やテーブルなど、ガラスを巧みに使って色とりどりの儚い光がうまく映りこむように工夫されています。


下は大きなガラスの器の底にひょうたんを置き、周囲に漏れた仄かな灯りを楽しむ装置。下を覗き込んでるのに夜空を見ているようで、巨大な天目茶碗のようです。




鍬、樽、瓦、背負子、蛇の目傘など、演出の小道具も凝っています。





展示期間はあと6日間、10月10日まで。

作品数が揃って展示されているこの機会を逃さず、ぜひご覧になってくださいね。







《ギョーム連絡 to ペこさん&みきゴンさん》
ひょうたんの灯りを堪能したあと、先日お電話いただいた先生に直接会ってお話しするために学校へ行ってきました。結果オーライですわ!キャ(≧▽≦)




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» Tags:言の葉, ひょうたんの灯り,

Trackback(0) Comments(4) by Yamepi|2011-10-04 21:09

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