「こめさきみがずりだえぱりこや。」
     「ぶしくもがまよりすみだごと。」
     ・・・・・???
     「ひろびぐちゔゅじゃぎょろじーばぅぱっぱじはやえりど!」
     ?????・・・・・・・・・?

     近頃、テレビCMで話題になっている、
     わけのわからない言葉を喋っているCMを何度か視た。
     何を言っているのか?何が言いたいのか?
     最後まで、広告主がどこだったかさえわからなかった。
     CMの最後にQRコードがでてきて、
     ケータイでサイトを見てみろ!みたいな広告。
     類似した広告がいくつかあると記憶している・・・。
     これが究極なのか?
     これでいいのだろうか?
     確かに「聴こえない」「聴きにくい」に対して、
     「聴こう」「聴きたい」と思う人間の本能を
     逆手にとった手法ということでは理にかなっている。
     しかし、あまりに形振り構わない姿勢が淋しい。
     公共の電波を使ってお茶の間に飛び込んで来るそれは、
     ひとりの生活者としていいようのない空しさを感じる・・・。
     不景気は広告も堕落させるのか・・・。
     広告効果のためには手段を選ばないということか。
     多くのクライアントは、
     「目立てばいい!」と口を揃える。
     目立てば売れる時代は、まだまだ続くのか。
     生活者は賢く本質を知ろうとしているのではないのか。
     不景気は豊かな表現の現場さえ貧弱にさせるのか。
     想像力の貧困対策が急がれる・・・。
Trackback(0) Comments(8) by Yasumine|2008-10-11 19:07
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)