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[10月] 記事数:3

ダライ・ラマ法王と日本の孫たち

11月末。東京の空は朝からいつになく晴れ上がり、ターコイズブルー一色になった。一点のシミもなければ雲ひとつない空から、澄んだ秋の光が祝福のように降り注ぐ。都内のとある男子校にダライ・ラマ法王が訪れたのは、そんな日本晴れの午後のことであった。
「ようこそダライ・ラマ14世」と書かれた横断幕が生徒の手で掲げられた校庭には、軽やかな緊張が満ちていた。生徒も、教師たちも非日常の大きな行事を前に興奮気味だ。
ダライ・ラマ法王は、校庭で出迎える学生たちの歓迎を受けると、3階まで階段を上がり、講演会場となる体育館へお入りになる。
来場10分前。体育館には聴衆、500名の高校生が静かに鎮座し、ノーベル平和賞受賞者の登場を待っていた。墨色の詰め襟の制服だからだろうか。男子高校生たちの顔がとても涼しく澄んで見える。

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» Tags:ダライ・ラマ,

by 北澤杏里|2007-12-02 09:09

2008年カレンダーはチャリティで!

書店に行くと、すでに来年のカレンダーが出揃い、「えっ、もう新年?」と焦燥感に駆られます。毎年必要なカレンダーだけれど、気に入ったものしか部屋には置きたくないものだから、選ぶのも一苦労。ところが、今年は早々に素敵なカレンダ−をゲットしました。
その名は、『ストリートチルドレン芸術祭2008年カレンダー』。

地球には今、1億人を超える路上生活の子供たちがいるといわれます。ということは、、、65人に1人(!!)がストリートチルドレンだということです。
「ストリートチルドレン芸術祭」は、世界各国の路上で暮らし、施設に引き取られた子供たちの芸術祭。世界のストリートチルドレンの絵を集めて、チャリティカレンダーを制作、販売し、彼らの存在や思いを知ってもらおうという意図で3年前からスタートしたプロジェクトです。

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» Tags:チャリティ, カレンダー, ストリートチルドレン,

by 北澤杏里|2007-11-05 18:06

初めまして。チベットサポーターです

「わかったわ、自分がやるべきことを見つけた人って、若返るのね!」
 ようやく涼しくなり始めた秋の午後。青山のレストランで一緒にランチを取っていた女友達が、確信を得たかのように声を高めて言った。
 彼女と会うのは2年ぶり。同業の編集者で一緒にある雑誌の創刊号に携わった仕事仲間だ。好奇心満々の大きな黒い瞳でまじまじと、観察対象のようにこちらを見詰めるその強い視線が邪魔してなかなかパスタを口に運べない。彼女はその大きな瞳を遠慮なく私の顔に近づけてくる。
「なにか、いいことあった?」

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» Tags:チベット,

Trackback(0) Comments(1) by 北澤杏里|2007-10-22 16:04

[10月] 記事数:3

ゆたりブログ



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