妹の娘・・・姪はもうすぐ21歳。
     この春には大学4年生になる。
     いつのまにか・・・
     小さかったユ〜ミちゃんは
     季節が変わるみたいに大人になった〜♪のだ。

     おじちゃんと一緒にいると
     いっぱい遊びたくなっちゃう!・・・とか、
     おじちゃんがパパだったらいいのに〜・・・とか
     小さかったユ〜ミちゃんは
     可愛いことを言う娘だったのだ。
     ここ数年間は水戸に遊びに来ることもなくなり
     淋しい思いをしていたのだが、
     いつのまにか・・・
     音もたてずに大人になった〜♪のだ。
     大学でピアノを専攻している彼女は、
     昨年秋、ピアノコースの定期演奏会に選ばれ、
     ショパンのスケルツォ第4番
     ホ長調Op.54を堂々と演奏した。
     そして、今年2月
     大学の定期演奏会のオーディションで
     ピアノコース第1位に選ばれ、
     ソリストとして、モーツアルトピアノ協奏曲 
     第23番 イ長調 K.488を
     オーケストラをバックに演奏した。

     この協奏曲の第2楽章のアダージョは
     偶然にも亡くなった父が大好きだった曲で
     『死ぬまでにマスターする・・・』と
     父が妹に約束していた曰く付きの曲だったのだ。
     亡くなる前に父が弾いていた最後の課題曲を
     いま、孫がオーケストラをバックに演奏するとは、
     何とも不思議な話しではないか・・・。
     父は彼女が生まれてひと月足らずで
     この世を去った・・・。
     初孫に会いに行った数日後に突然
     帰らぬ人になったのだ・・・。
     晩年の父はモーツアルトばかり
     聴いていたのを憶えている。
     父が生きていたら・・・81歳。
     孫の晴れの舞台を観せてあげたかった。
     僕は父の形見のひとつである
     ニットのネクタイをして出かけることにした・・・。
     ・・・優しい音♬
     ・・・胸が熱くなって♡
     ・・・ちょろりんと涙が( ; _ ; )
     人に感動を与えることのできる人になったんだね。
     それって、とても素晴らしいことなんだよ。
     心から感動をありがとう!
     お爺ちゃんもきっと天国で喜んでるよ。
» Tags:モーツアルト, ピアノ協奏曲, コンチェルト, 家族, 妹, 姪, 孫, 父, ピアノ, 演奏会, 音楽,
Trackback(0) Comments(14) by Yasumine|2013-02-20 14:02
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