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10/19のにわけん

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こんにちは。にわけんです。

いよいよ仕上げ作業のスタートです。

まずはテラスのタイル貼りです。

と、思ったんですが、実は遊びが始まっちゃいました。。。

予定にはなかった、テラス床の装飾をすることにしたんです。

現場にもともとあったレンガ。

この現場に入って、ずっと気になっていたんです。何かに使えないかと。

庭師の性分というか、こういう元々そこにあったものというものを見つけると、何か他の形で再生出来ないだろうか?と考えてしまう。

これは庭師修行中に叩きこまれた癖のようなもので、先輩庭師達もまた、こういった現場に転がっているものを見つけては、コツコツと創作に勤しんでいました。

だから、こういう使い古されたレンガなんかを見つけてしまうと、それをうまく生かさずにはいられなくなってしまうのです。

レンガのほうから、「どうだ?俺を生かせるか?」と、挑戦状を叩きつけてきているように感じるのです。
「カーン!」さぁ、レンガとの勝負の始まりです。この勝負、負けるわけにはいかない。

「生かしてみせようじゃないか!」

で、始まった遊びの時間。

・・・とは言え、ちゃんとお客様には了解を得て、一度、「こんな感じです」と仮に並べて見て頂くのですが。
今回も、気に入っていただけたのでやれることに!やった☆

まずは素材作り。

レンガの加工です。

これを↓

こうして、短冊に↓

それから、これは↓

こうする。

それぞれ100個くらい、切り続けます。

テラスに墨を打ち、枠を組みます。

そして、先程切った材料をモルタルで固めていく。

細かい作業なので、意外と時間がかかります。

ミカゲの100角タイルは、近くのタイル屋さんから安く譲っていただきました。

今日のところは、このあたりまで。

こういう仕事は、焦らずじっくりやるべきです。
他の予定している作業は大体、いつもやっていることなので、出来上がり良くなるのはわかっているのですが、こういう変わった作業というのは、変わった事をやるだけに、試行錯誤の作業となります。
また、仕上がりに大きく影響してくるので、じっくり考え、じっくり創作します。

しかし、それが上手く出来上がったとき、それは庭のスパイスとなり、味となります。
職人がそういう事をやってこそ本当のオンリーワンの庭が出来るんだと、僕は信じています。

明日は、ダンプの車検のため、水戸に行ってきます。
ついでに花木センターにでも行ってこよう。

Trackback(0) Comments(8) by にわけん|2010-10-20 05:05

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