北海道北部の大地に広がる粘土を手で掘っています。この粘土は4万年の歳月をかけてシベリヤから黄砂となって飛来した粘土で、科学的な年代測定の結果、約2億年前の粘土と分かりました。ダイナミックな地球を息吹を大切にしてうつわに出来ればと願っています。また、北海道は西日本から伝わる日本文化の最終到達地点でもあります。北海道だからこそ出来る「日本のやきもの」それが私の挑戦です。
これまでの精神科医療の現場では多くの課題や問題がありました。
その一つである地域社会から隔離して行われてきた強制医療の歴史に対して、今後も様々な角度からの議論や検証が必要なのかもしれません。
それらは精神医療の特殊な例として黙認され続けてきた一方で、あらゆる社会構造の縮図として今日においても大きな矛盾を抱え込んでいます。
当院のアートフェスタは、市民の日常生活の影に隠されてきたこれらの問題にスポットを当てて問題提起していくことと同時に、苦難を抱える方々が今後の生活の中でいかにして生き甲斐を見出し、社会参画を試みていけるかを考え、問いていく現在進行形のプロジェクトと位置づけています。
個人の力で立ち行かない現実的な課題に対し、アートや音楽を含む創造的な活動を通して、時に世の中の模範から「ズレる」ことを受け入れ、認めながら、私達医療従事者がこの社会に何を提案出来るのかを模索しています。
カップを中心に、普段使いの器が揃います
■長嶺 憲幸(ながみね のりゆき)さんのプロフィール
1973年 千葉県松戸市に生まれる
1992年 笠間焼窯元(株) 向山窯入社
2004年 笠間焼伝統工芸士に認定
2014年 笠間市にて築窯独立
平安時代に、[古筆]と呼ばれる優れたかな文字の書が残され
ていますが、これらが書かれていた装飾を施された和紙の事を
[かな料紙]といいます。
かな料紙の製作は元来、染織・木版画・箔加工の各工程が分
業でしたが、小室かな料紙工房の創業者である小室さんの祖父
が、各工程の職人に技術を学び、すべての工程を一人で手掛け
るようになりました。
現在もこの制作手法が受け継がれております。
※茶会開催 (会費無料)
11/20(金) 12:00~16:00 桃花堂茶室にて
花の香り、雨の音やにおい、静かな夜の空気など、記憶がよぎる瞬間を感じる事のできる現象や感覚を、藍の深い色合いとともに作品に込めました。
1980年 神奈川県生まれ
2009年 東京藝術大学大学院油画技法材料研修室修了
2012年 MITSUKOSHI × 東京藝術大学(日本橋三越本店)
2014年 六花亭 第5期六花ファイル(六花文庫:札幌)
2015年 VOCA展2015(上野の森美術館)
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)