春分の日を迎え、春のお彼岸です。町のあちこちでは梅の花が咲き乱れて明るい景色になり、沈丁花が爽やかな香りを放っています。もう寒さに身を縮めることもなくうららかな春の日差しをめいっぱいからだに受けてのびのびーっとしたくなりますね。

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冬の最後の力を見せつけるように、たくさんの雪を降らせたこの2月。そこを越えてからはもう春のようなぽかぽか陽気。いつもこの頃になると空気が一枚めくれて緩んで、季節が変わるような気がします。ちぢこまっていた背中もなんだかのびのびとして、からだもこころも開放感をお日様から与えてもらっているような。

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暖かい日の散歩道でふと見上げると、あちらこちらの木の枝に小さく膨らんだつぼみの子どもみたいな冬芽が見られるようになりました。まだまだ寒い日が続きますが、もう自然の中には春を迎える準備が着々と始まっているようです。

1月20日に一年でもっとも寒い時季という大寒を迎えましたが、今年のこの日は異例の暖かさで、春のような陽気でしたね。1月初旬の小寒から「寒の入り」となり2月上旬の立春が「寒の明け」で、この間30日間を「寒の内」といい、冬本番となる大寒はこの真ん中に当たります。寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季で、毎年ニュースなどでも厳しい寒空の下、海に飛び込む子どもたちなどが報じられています。

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1月はお正月という、1年で最もめでたいハレの日がある月。現代では「ハレ」と「ケ」の区別が余りありませんが、かつてのお正月は、質素なもので過ごす普段に比べたらそれはそれは贅沢なものだったのでしょう。だからこそお正月のご馳走の食べ過ぎと寒さから動かないことを防ぐため、1月は何かとからだのケアをしようとする行事食がありました。

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